介護施設のスタッフブログ 「すろーらいふな日々」

骨粗鬆症（こつそしょうしょう）はなぜ女性に多い？

女性に多い骨粗鬆症。

いまやわが国の「健康寿命」は「平均寿命」同様、女性（75・８歳）が男性（71・４歳）を上回っているのは周知の通りですが、女性の健康を脅かすものとして骨粗鬆症があります。

ちょっとした転倒でも大きな骨折となり、今までの健康状態から一転して、寝たきりになるケースもあります。

男性より10倍も多く、骨の代謝と女性ホルモンに密接な関係があるといわれております。

閉経後、女性ホルモンの不足から骨の形成が抑えられ、海綿やスポンジのような骨になってしまいます。

高齢になるにつれて女性は、より骨粗鬆症を意識する事が大切です。

下肢筋力の強化や、食生活でカルシウムを摂る工夫をし、また、かかりつけ医などで、骨密度検査の結果による適切な投薬を受けることも必要です。

くれぐれも転倒に気をつけて、健康寿命を全うしていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ご自身での買い物で、刺激と気分転換を！

「スローライフ生駒」では介護予防におけるアクティビティーとして、要支援の方を対象に、入居者様ご自身での買物を楽しんでもらっています☆

お店は、相談員の今村が御用達のスーパー『オークワ』。

「外出が億劫やから買ってきて」と言う入居者様にも、社会参加の必要性や、安全な買物方法を説明し、納得して参加して頂いています。

そんなある日、歩行可能ですが職員の介助により車椅子で買物されていた入居者様を、一人の、杖をついた男性が励まされるという出来事がありました。

その男性は、半年前には半身麻痺で車椅子に乗っておられたそうです。

この出来事をきっかけに、その入居者様は車椅子に乗ることをやめ、現在では車椅子を押して歩きながら買物されるようになりました。

それからの前向きな姿勢や、買物した時の様子を話す明るい表情を見て、ご家族様もたいそう喜ばれていました

以前は外出と言えば通院だけでしたが、楽しく買物することで脳の刺激になったり、気晴らしする良い機会になったりしているようです。

 

また最近は訪問移動販売が施設に来て、重度の要介護者の方も、「自分で品物が選べて良い」と嬉しそうに買物されています。

今後は要支援の入居者様だけでなく、外出の少ない要介護の方々も参加していただき、「スローライフ生駒」で潤いのある生活をしていただけるよう職員一同がんばっていきます！！

 

もう一度おさらい 「介護保険」②

■保険料と対象について

前の記事で、少しふれましたが、第一号被保険者の保険料徴収は、市町村のサービス供給量に基づき決定される形となります。

しかし特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの入居施設が多い地域は、サービス供給量が増え、保険料が上がるのかといえばそうでもありません。

「住所地特例」という制度により、施設に入居して住所を移した場合でも、それまでの住所地の市町村が引き続き保険者となります。

これにより、施設の多少による保険料の格差を防いでいます。

次に介護保険証の交付対象は、基本的に第一号被保険者で、介護を必要とされる方。

しかし第二号被保険者でも対象となることがあります。

それは特定の疾病（15疾病）、例えば脳梗塞や脳出血の後遺症で、介護が必要となった場合などです。

つまり保険料を納める40歳から、場合によって介護保険を使ったサービスを受けることができるわけですが、予防の観点からも健康には充分留意して、いつまでも元気に過ごすことが一番です。

 

 

厨房職員 ☆ 頑張っています！

入所の方々を始めデイケアご利用者の昼食など、「スローライフ八尾」の食事は、毎食、厨房職員が腕によりを掛けて作っています。

また最近は「おやつ」にも力を入れていて、いろいろと工夫を重ねているところです。

 

調理師の三角佳世は「できるだけ利用者様の事を思い浮かべながら調理しています」とのこと。

 

厨房職員は力を合わせて、これからも更に利用者様に喜んでいただける食事を提供出来る様に努力していきます。

 

男振りをあげる、お手製かぶと！

５月５日の端午の節句には、男性入居者様に集まって頂き、お手製のかぶとをかぶって、五月人形をバックに写真を撮りました。
 
その後、全利用者様と一緒に季節の歌を合唱し、柏餅とお抹茶を召し上がっていただきました。