女性に多い骨粗鬆症。
いまやわが国の「健康寿命」は「平均寿命」同様、女性(75・8歳)が男性(71・4歳)を上回っているのは周知の通りですが、女性の健康を脅かすものとして骨粗鬆症があります。
ちょっとした転倒でも大きな骨折となり、今までの健康状態から一転して、寝たきりになるケースもあります。
男性より10倍も多く、骨の代謝と女性ホルモンに密接な関係があるといわれております。
閉経後、女性ホルモンの不足から骨の形成が抑えられ、海綿やスポンジのような骨になってしまいます。
高齢になるにつれて女性は、より骨粗鬆症を意識する事が大切です。
下肢筋力の強化や、食生活でカルシウムを摂る工夫をし、また、かかりつけ医などで、骨密度検査の結果による適切な投薬を受けることも必要です。
くれぐれも転倒に気をつけて、健康寿命を全うしていただきたいと思います。