「安全に注意して腕をふるう」
介護老人保健施設 「スローライフ八尾」 の厨房を探訪!
厨房スタッフは施設管理栄養士と協力して、入所、ショートステイ、デイケアをご利用の方々の食事を、毎日350食ほど作っています。
糖尿病などの方に向け、塩分やカロリーといった栄養面での厳密な調整、また嚥下能力にあわせ、硬さや刻む大きさを調整し、それでも食べにくい方にはミキサー状にするなど、一人ひとりのお身体の状態にあわせた食事を用意します。
栄養士の春名はミキサー状のものをさらに固めた「ソフト食」を作りながら言います。
「ソフト食の場合、素材の形がなくなるので、固める際には出来るだけ素材の分かる形にしています。 また少しずつでも嚥下能力を回復させて、たくさん食べていただきたい」
調理師や、調理補助、栄養士などスタッフ全員が常に心掛けているのは、やはり 「安全で美味しい料理を食べていただくこと」。
そのために細心の注意をはらいながら、腕をふるいます。
「残食の量が少なかったらうれしい」と、摂取量も確認します。
安全で美味しくて、元気が出る食事をこれからも作っていきます!