iPS細胞に夢が。
今年のノーベル賞候補に、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授の名前が上がりましたが、今後10年以内に、再生医療の臨床の場での研究を始めるとのお話。
その分野では益々期待されるところです。
iPS細胞 (induced pluripotent stem cell:新型万能細胞) とは、生命が誕生して成長していく過程で、どのような細胞にも発達していく能力を持った、非常に若い、基本となる細胞で、幹細胞といわれております。
高齢者の方々と、身近にご一緒させていただく我々としては 『健康寿命』 という、「元気」 で 「長生き」 していただくことを常に願っております。
将来的には、機能の低下した部分を、この細胞で置き換えることにより、歩けるようになったり、お食事がしっかり出来る様になり、『健康寿命』 の増進に大きな役割を担うこととなるでしょう。
研究成果の進展によっては、人間の夢である不老長寿に近づく事になり、今後、大いに期待が持てるところです。