■制度の成り立ち~保険料について
各スローライフでは介護保険に基づいたサービスを提供している(「生駒」は一部)わけですが、ここでもう一度「介護保険」について再確認してみます。
日本の高齢化は例のない速さで進んでおり、平成17年国勢調査で、2055年には65歳以上の割合が総人口の21%以上という、超高齢社会になると試算されています。
財源不足といわれているなか、介護保険制度は高齢者の介護を支えるために制定された社会保険制度なのです。
どのような保険かというと、まず40歳以上の人が加入しなければならない強制加入保険で、保険者は各市町村。
被保険者は65歳以上の方(第一号被保険者)と40~64歳の方(第二号被保険者)です。
第一号被保険者の保険料は介護サービスの供給量等に基づき、保険者(市町村)毎に基準の保険料が設定され、被保険者の所得状況等に応じて課せられます。
第二号被保険者の介護保険料は、全国の給付状況に基づき、国が医療保険者毎の総額を設定し、それに基づいて額が決定されます。