心軽くなる春ですが、花粉症の方にとっては辛い季節でもあります。
昨夏の猛暑を経験し、今年は特に花粉の飛散が多いと予想され、充分な備えが必要です。
花粉症の最重症となると、くしゃみ発作、 鼻(こうび・鼻をかむこと)回数21回以上で、日常生活に深刻な影響を与えるケースもあります。
花粉症の発症メカニズムも詳しく解明されつつあり、予防法や治療法が多数あるわけですが、最も大切な事は抗原である花粉を避けるということです。
最近では生活習慣との関連も指摘されています。
たとえば欧米化した食生活や不規則な生活(寝不足、夜型生活)などによる影響があるとも言われています。
また疲れが溜まれば、副交感神経の緊張が高まって交感神経が押さえられます。
そして肥満細胞からヒスタミンが放出されやすくなり、花粉症の症状が出やすくなります。
毎日のリズム感ある生活、ストレスや疲労をためない、バランスの良い生活がとても大切だといわれております。
現代人には難しいことですが、長年、規則正しい生活をされてきた高齢者の方々の知恵を借り、人間本来の生活を心掛ける事も効果があるのではないでしょうか。