介護施設のスタッフブログ 「すろーらいふな日々」

もう一度おさらい 「介護保険」④

■サービス利用にあたって　「介護認定」

介護保健サービスを受ける為に必要な「介護認定」の流れについて、ご説明していますが、今回はいよいよ認定の決定です。

前回でも触れている認定審査が、一次判定→二次判定と進むわけですが、その二次判定では、介護保険証の認定有効期間も決定されます。

有効期間は新規申請･区分変更の場合は３～６カ月、更新申請の場合は原則12カ月となります。

状態が安定していると判断された場合は、13～24か月の有効期間が認定される事もありますが、不安定であると判断されれば３～６ヶ月の期間となる事もあります。

・認定

介護認定審査会での判定をもとに決定された介護度が記載された、認定結果通知書と新しい介護保険証が、本人宛に送られます。

また申請から認定までは、原則として30日以内に行うこととされていますが、主治医意見書など書類の提出の遅れや、その他の理由により30日を超える場合は、市区町村から認定等延期通知書が送付されます。

毎週のお楽しみ、頭と体を動かそう！

スローライフ生駒では、毎週火曜日と金曜日に機能訓練指導員の先生が来られ、入居されているみなさんと楽しいひと時を過ごしています。

先生は鍼灸・マッサージもされており、集団リハビリが始まるまで、軽くマッサージをして下さいます。

 

みな様とても気持ち良さそうです。

また運動の後に行われる特別授業も、とても楽しみにされているんです。

いろいろな問題を出して、頭の体操をするのですが、地理や漢字など、とっても難しい内容に真剣な表情で取り組まれます。

また「１９６２年に美空ひばりと小林旭が結婚した」といった昔の芸能情報や、流行歌、３億円強盗などの事件簿等々、社会風俗問題では、みなさん懐かしみながら、生き生きとした表情で先生の説明に聞き入っておられます。

♪ あんな時代もあったねと　きっと笑って話せるわ　
　　　　　だから今日はくよくよしないで　今日の風にふかれましょう～ ♪

中島みゆきのヒット曲『時代』さながらにみなさん昔を回想し、少年少女にもどるひと時……

「先生の時間はとっても楽しい」、「次の訓練が待ち遠しい」など大好評です☆

普段あまりしゃべらない方とも、楽しみを共有できる時間になっているようです

夢がほんとうに？ みんな〝一生元気〟に過ごせる？

ｉＰＳ細胞に夢が。

今年のノーベル賞候補に、京都大学ｉＰＳ細胞研究所の山中伸弥教授の名前が上がりましたが、今後10年以内に、再生医療の臨床の場での研究を始めるとのお話。

その分野では益々期待されるところです。

ｉＰＳ細胞 （induced pluripotent　stem cell:新型万能細胞） とは、生命が誕生して成長していく過程で、どのような細胞にも発達していく能力を持った、非常に若い、基本となる細胞で、幹細胞といわれております。

高齢者の方々と、身近にご一緒させていただく我々としては 『健康寿命』 という、「元気」 で 「長生き」 していただくことを常に願っております。

将来的には、機能の低下した部分を、この細胞で置き換えることにより、歩けるようになったり、お食事がしっかり出来る様になり、『健康寿命』 の増進に大きな役割を担うこととなるでしょう。

研究成果の進展によっては、人間の夢である不老長寿に近づく事になり、今後、大いに期待が持てるところです。

小学生のみんなが 遊びに来てくれました！

近くの上之島小学校３年生のみんな約70名がやって来てくれました。

 

 

一緒に歌ったり、おしゃべりしたり、とても刺激的な一日でした。

スローライフ八尾の運動会☆

天も高くなって１０月に入ると、入所されている方々による大運動会を開催しました。

日ごろのうっぷん晴らし（？）も兼ねて存分に体を動かしました。